コロナウイルスが猛威を振るって約半年。
もう、いつになったら海外に普通に行けるんだよおぉぉ。(´;ω;`)
ハロハロ、Minamiです 🙂
現在進行形で日本から逃げたい!
コロナじゃなかったら、今頃オーストラリアでワーキングホリデー(以下ワーホリ)を
エンジョイしているはずだったのに。
と、前置きはこの辺にして
私は2016年2月1日〜2018年4月1日の約2年間
カナダ・バンクーバーに留学・ワーホリに行っていました。
このブログでは私のカナダ・バンクーバーでのワーホリを振り返っていきたいと思います。
今回は”私がワーホリした理由”です。
これからワーホリを考えている人の参考になれば嬉しいです。
私がワーキングホリデー・留学に行った理由
周りに「海外に行く!」と言ったら必ず聞かれる「どうして行くの?」という質問。
帰国しても聞かれます。
「どうして行ったの?」って(*_*)。
こんなことを言ったらよくないかもしれませんが
正直、私この質問嫌いなんです…
だってその理由を一言で表すと
「日本から逃げたいよ~~~~~!!!!!」
だからです。
まぁ、正しくは逃げるというよりも”環境を変えたい”という方が
しっくりくるんだけど。
”誰にでも自分の行動を変える簡単な方法がある”と思うのですが
私の場合は自分のいる環境を変えることでした。
だからといって、海外にまで行く必要はないんだけど
単純に海外に行くのが昔から憧れだったから、その夢を叶えたくて日本を飛び出しました。
(びっくりするくらい簡単な理由。)
ここからはその理由を具体的に説明します。
理由1:自分を変えたい。
私がワーホリへ行った最大の理由は“自分と価値観を変えたい”でした。
日本にいると、ものすごくしがらみが多い気がしませんか?
色々な仕事を経験しましたが
会社は基本的にエスカレーター組織なことが多いし
仕事は正社員じゃないと下に見られるとか
プライベートでも結婚していないとかわいそうとか
”そこまでしがらみに捕らわれないといけないのかな”と感じることが多くありました。
だからこそ、日本から逃げ出したかったし
世界を自分の目で見て、肌で感じて、それが自分にとって本当に必要なことかどうかを
確かめてみたいと思っていました。
でもそんなことが素直に言えなかった当時は
聞かれたら下記のような理由をならべて答えていました。
- 英語が喋れるようになりたい
- 海外での生活に憧れる
- 海外の友達が欲しい
- やっていた仕事が好きかどうか分からないから、違うことがしたい
- 30歳までしか使えないビザがあるなら、使ってみたい
一応、上記の理由も間違ってないんです。
本当に思っているから、聞かれたら答えるんですけど
「自分を変えるために環境を変えたいから、日本を離れてみたいんだよね」
「疑問に思っている価値観をもっと広げてみたいの」なんて言えませんでした。
…言えない。
そんなこと絶対に、言えな~~~い!
(え?言えるだろうって?この辺は輪t氏のバックグラウンドに理由があると
最近になって素直に認められるようになりました。この話はまた今度。)
それはたぶん、本当の理由を言ってしまったら
「日本でもできるし海外に1年行くなら正社員でキャリアを積んだ方がいいよ」とか
「価値観なんてもう出来上がってるから意味ないよ」とか
自分にマイナスな答えが返ってくることが怖かったからだと思います。
という訳で、理由を聞かれたら、嘘じゃないけど表向きは枠内で囲った理由を
ツラツラと並べておりました。(*´▽`*)あは。
ただ、本心を言わなかったおかげで
周りからは英語がペラペラになって帰ってくるもんだと期待され
帰国後も大変でした(*_*)
(これはワーホリあるあるだと思います~。 海外で生活したら英語がペラペラにるわけではないので要注意!
どんなことでも出来るようになるまでには相当な努力が必要なのよ!)
理由2:自分のことを誰も知らない所で自立したい
「自分のことを誰も知らない世界に行ってみたい」なんて…
誰ですか? こんなキレイ事言っている人は。
逃げてもいいじゃないか、生きているんだもの(-ω-)/
今だからこう思うこともできますが、当時は逃げるというより
「このまま同じことをして年を取っちゃいけない!
絶対にこの環境から抜け出さないといけない!」と本気で思っていました。
とにかく20代前半は遊びまくりだった私。
毎晩予定を入れ、スケジュールをびっしりにしていました。
それが楽しかったし、毎日のように友人や新しい人に会って
本当に刺激的で充実した日々を過ごしていましたが、
不思議なのは、今でもあのまま過ごしていたら
勘違いしまくりの人間になっていただろうなと確信している自分がいること。
(気づいてよかったー!)
その勘違いとは
自分で掴んだ変化は継続されても、
他人から受けた変化は相手の力が加わらなくなれば
簡単に元に戻るということ。
何が言いたいかというと、当時の刺激的な生活は
他人がいたらから叶っていたこと=他人から受けた変化でした。
もちろん私自身もモデルを頑張っていたし、それなりに生活していたけど
モデルという職業柄もあってか
良い食事に連れて行ってもらえたり、普通は入れない場所に入れてもらったり
会えない人に会えたり、他より華やかな世界を経験させてもらったと思います。
でもそれは、単純に私の回りが華やかなだけで
私自身が何かしたという訳ではない世界で遊んでいました。
当時の私はそこまで考えていませんでしたが、
今思えばそこに勘違いして浸ってたら
”いつか溺れる日が来るかもしれない” と気づいたのは正解でした。
私にとってはそこから脱却する方法が
”誰も自分のことを知らないところへ行く=海外へ行くこと”でした。
自分を変えたいという意味でも、日本で遊んできた自分を捨て、モデルだった自分を捨て
偏見の眼の無い人たちと過ごして、新しい価値観を作りたい思いもありました。
理由3:英語を話せるようになりたかった
とはいえ、国内でも自分のことを知らない場所なんて
東京も大阪もあるし、別の都市に行けばいくらでもあるじゃん、と思うかもしれません。
その通りなんだけど、それでも私が海外を選んだ理由は
”ネイティブみたいに話せるようになりたい” という夢を捨てきれなかったからです。
結局英語好きってこと。
私が英語に本格的にハマったのは中学1年生の頃
友人から借りたアヴリル・ラヴィーンの『Let Go』という
アルバムを聞いたことがきっかけでした。
それまでも英語に興味があって
フィリピン人の友達に洋楽のCDを借りて聞いていたんだけど
アヴリルを初めて聞いた時は本当に衝撃的でした。
「こんなにかっこいい音があるのか!」と感動し、
そこから“英語を喋れるようになりたい”という夢ができました。
だ・け・ど!
英語のテストは赤点ばかり。
マジでワーホリの後半で自動詞と他動詞を知りました。笑
これね、英文法を勉強するのに一番最初に必要な知識の一つなんだけど
それを知らずにずーーーっと、1年以上も海外で過ごしてたのよ!ヤバくない?
(それでペラペラしゃべっている英語で通じるのもどうかと思う…)
小学生から洋楽が好きで、英語を聞いていたのに何でこんなことが起きているのかと言うと
中学の英語を3年間担当した先生が大っ嫌いで、
生理的にも無理で授業が全く耳に入ってこなかったからです! (*´▽`*)
…え?
本当に無理すぎて、この人ほど生理的に無理だと思う人は
後にも先にも私の人生にいないんだけど
私がカナダにいる間に、この先生、なんと覚せい剤で捕まりました。
ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
だからか。
だからなのか。
私が生理的に無理だったのは。
本当に、ちょっとおかしい人だったんですよ!
(私もおかしい)
ま、こんなことを言っても所詮言い訳だし、中学生の私は勉強もせず
高校英語も勿論ついていけなかったのは自己責任なので仕方ありません。
ただ、”まともに英語の勉強もしていないのに、
英語に対する夢を諦めたくない”という熱量があったからこそ
ワーホリに行けたと思っています。
あなたがワーホリに行く理由に困っているのなら
私はどんな理由でも日本から離れてワーホリや留学に行くなんて、
本当に凄いことだと思います。
行きたい理由なんて後からいくらでも付け足せるし
特に理由がなくても、行きたいなら行けばいいんです!
嫌だったらすぐに帰国することもできるし、
実際に行ってみた感想としてはそこまで高いハードルではありません。
(お金のハードルは高いけどね)
行きたいなと思っていても、実際に行動を起こせる人は多くいません。
人に言えない理由があっても、いいんです!行動を起こしたもん勝ちです!
自分のために行動を起こせる人は本当に素敵だと思います。
ワーホリはよく、目標や目的を持って行かないと失敗すると言われます。
それはその通りなんだけど
私は失敗しないと分からないことも沢山あると思っています。
それにワーホリは年齢の壁もあります。
個人的には30代でする失敗と、20代でする失敗は全然違うし
若いうちにどれだけ経験値を積めるかで人生の豊かさは変わってくると思います。
目的や理由はもちろん大切だけど
一番大切にしてほしいのは自分の気持ちに素直になることです。
行きたいと思って素直に行ってみたら
それが理由や目的に変わっていくこともあるはずです。
まとめ:私がワーホリした理由
とにかく日本から逃げ出して…
- 自分を変えたい・価値観を見直したい
- 誰も自分を知らないところへ逃げたい
- 英語を諦めたくない
以上が、私がワーホリ・留学に行った理由です。
ちなみにカナダを選んだ理由の一つは、アヴリルの出身国だったから。笑
(単純!)
もちろん気候や、地理も関係していましたが
私の好きな洋楽アーティストは北米圏に固まっているので、結構決め手でした。
(マジで単純!笑)
私のワーホリは大した目標もないし、目的もなかったから
成功したワーホリだったかと言われると、怪しいけど満足しています。
自分の中ではちゃんと理由があったから。
もしも、あなたがワーホリに行くか悩んでいたり
「どうしてワーホリに来たんだろう」と思っているのなら
この記事やブログが少しでも何か考え方が変わる、きっかけになったら嬉しいです。
という訳で、今回はここまで!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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それではまた、Ciao! 😉
Minami