え、急にグーグルアドセンスからメール来たんだけど?!
なにこれ? 重要なの?
こんにちは、ブログリニューアルが全然終わらないMinamiです。😫
ブログでアフェリエイトをやっている人なら
Googleアドセンスも持っている人も多いと思います。
私もその一人なのですが、今日の夕方に気になるメールが届きました。
それが「Important updates to our data protection terms」という
表題のメール!

な、な、ナニコレ(;゚Д゚)
何か私またやらかした?まさかのバン5回目????
(既に4回やっているので、この手のメールでないことはすぐに分かりました。それもどうかと思うけど。笑)
メールの表題を直訳すると「データ保護条件の重要な更新」ということで
Googleアドセンス側でデータの保護の仕方が変わるお知らせでした。
特段こちらですることはなさそうです。
ヨカッタ~( ;∀;)
という訳で、今回は私と同じメールが届いたあなたに
このメールがどんな内容で、対応する部分は何かお伝えしていきます!
メールの内容は何か
結論、個人の場合EU諸国の人とやり取りする事が無ければ
今回のメールで特に変更することも無し、
アドセンスの収益が大幅に下がるということもありません。
だから安心してください!
なぜなら、メールの内容をまとめると
「企業が個人データを収集、使用、保管する方法をより厳しく規制する」と
言っているからです。
なので個人でブログやYoutubeをやっていて、閲覧してくれているEU諸国の人の
個人情報を悪用することはほとんどないと思うので、対応する必要はありません。
以下はメールの内容を詳しく書いているので(読破目安5分)
「とりあえず問題がないならこれでOK」というあなたは
ここまででも大丈夫です😎👌
(ここまででも読んでくれてありがとう。)
ポイント! 10月27日に適用される
とはいえどんな内容だったのか、把握して置いて損はないので
以下、内容を詳しく見ていきましょ。
Dear Partner,
On September 27, 2021, we will be updating the Google Ads Data Processing Terms, Google Ads Controller-Controller Data Protection Terms, and Google Measurement Controller-Controller Data Protection Terms. As part of these changes, we will incorporate the new versions of the Standard Contractual Clauses (“SCCs”) issued by the European Commission on June 4, 2021, which are used to legitimise international transfers of personal data under the GDPR. The new SCCs replace the clauses previously issued by the European Commission and offered by Google as Model Contract Clauses.
What happens next?
If you accept the Google Ads Data Processing Terms, Google Ads Controller-Controller Data Protection Terms, and/or Google Measurement Controller-Controller Data Protection Terms (either directly or by accepting the terms for a Google service that incorporates them) on or after September 27, 2021, these updates will apply to your use of the relevant service(s) immediately.If you accept(ed) the Google Ads Data Processing Terms, Google Ads Controller-Controller Data Protection Terms, and/or Google Measurement Controller-Controller Data Protection Terms (either directly or by accepting the terms for a Google service that incorporates them) before September 27, 2021, these updates will apply to your use of the relevant service(s) from October 27, 2021, onwards.
You can find additional information relating to the new SCCs at this site.
愛するパートナー、
2021年9月27日に、Google Adsデータ処理規約、Google Ads Controller-Controller Data Protection規約、およびGoogle MeasurementController-Controllerデータ保護規約を更新します。これらの変更の一環として、2021年6月4日に欧州委員会によって発行された新しいバージョンの標準契約条項(「SCC」)を組み込みます。これは、GDPRに基づく個人データの国際転送を合法化するために使用されます。新しいSCCは、以前に欧州委員会によって発行され、Googleによってモデル契約条項として提供された条項に代わるものです。
次は何が起こる?
9月以降にGoogleAdsデータ処理規約、Google Ads Controller-Controllerデータ保護規約、および/またはGoogle Measurement Controller-Controllerデータ保護規約に同意する場合(直接またはそれらを組み込んだGoogleサービスの規約に同意することにより) 2021年27日、これらの更新は、関連するサービスの使用にすぐに適用されます。
以前にGoogleAdsデータ処理規約、Google Ads Controller-Controllerデータ保護規約、および/またはGoogle Measurement Controller-Controllerデータ保護規約に同意した場合(直接またはそれらを組み込んだGoogleサービスの規約に同意した場合) 2021年9月27日以降、これらの更新は、2021年10月27日以降の関連サービスの使用に適用されます。
硬い文章の英文って意味不明だわ。
柔らかい日本語でも理解できていない時があるのに、
そんな固い英文を翻訳した日本語なんてもっとわからん。
(日本語能力のヤバさよ。)
すみません、話が脱線しました。
メールの内容は簡潔に上述したので
ここでは私がメールを見た3つのポイントを話します。
- SCCって何?
- GDPRって何?
- 10月27日以降ブログに張り付けてあるアドセンスやYouTube、Google広告などの関連サービスに新しいデータ保護規約が適用される。
1と2は後述するとして、
今回のポイントは3番!
文章を見ると9月27日が目に付きますが、一番大切なのは最下文です。
(TOEICのひっかけ問題解いてるみたいな気分。笑)
とにかく9月27日以降、Googleアドセンスを使用している人には
従来のデータ保護規約から、新しいデータ保護規約に更新され
10月27日以降にブログに張り付けてあるアドセンスや、YouTube、
Google広告などの関連サービスに適用されるということですね~。
メールをパッと見た時は
「え? 今日から後5日で対応しなくちゃいけないの?」と一瞬よぎりましたが
よくよく見たら10月27日までに対応すれば問題ないとあります。
ほっ。(-ω-)/
とはいえ、SCCとGDPRとは何かわからないと不安なので
ここからはそれらが何を意味するか説明しますね!
SCCとは何か
SCCとは、Standard Contractual Clauses=標準契約情報 の事です。
英語の頭文字を取ってSCCと言います。
今回のメールでいえば、
現在日本に敷かれているグーグルアドセンスの”基本契約情報”の中の
下記の2点を更新するお知らせをとなっています。
- Google Adsデータ処理規約
- Google Ads Controller-Controller Data Protection規約、およびGoogle MeasurementController-Controllerデータ保護規約
ほお。(‘ω’)
GDPRとは?
GDPRとは、General Data Protection Regulation=EU一般データ保護規則 の事です。
個人データ保護やその取り扱いについて
詳細に定められたEU域内の各国に適用される法令のことで
2018年5月25日に施行されました。
GDPRの特徴は、なんと!
規制に違反したときに多額の制裁金が課せられることです!
(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)ナ、ナンダッテー!!
重要じゃん。めっちゃ重要だったじゃん。
と思われるかもしれませんが、今回のGoogleアドセンスの契約変更としては
特に私たちがやることはなく、
アナリティクスなどを利用して閲覧者の個人情報の特定や
その他、契約内容の変更に値するような個人情報の悪用を行った場合にのみ適応されます。
とはいえ、Youtubeやブログでのコメントから個人情報を絞り出したり
ECサイトを運営していて、EU諸国へ荷物を発送する際の個人情報など
一見関係ないように見えても、知らない間に得てしまっている情報はあると思うので
まずは今回のデータ保護条件の更新にあたって
EU諸国はもちろん、それ以外でも個人情報の漏洩や保護について
見直してみても良いかもしれません。
まとめ:今回のメールは無視でOK
今回Googleアドセンスから届いたメールの内容は”データ保護条件の重要な更新”です。
- 既にある標準契約情報(SCC)の中のデータ保護条件がGDPRに変更になる。
- 9月27日更新、10月27日から適応。
企業じゃないとよっぽど大丈夫だとは思いますが
新たな保護条件になったことで、それが該当してしまう場合は
該当する場合は1ヶ月の期間で修正するようにしましょう。
メールでは施行された後のペナルティについては書いてありませんでしたが、
多額の請求が来るのは困ります…。
ですが、私の予想では恐らくGoogleさんの事なので、ペナルティが発生してから
メールで内容を知らされることになると思います。
今回のメールは、EU諸国の記事やYoutubeをアップしていたり、ECサイトでEUに発送するなどしていないかぎり、特に私たちがやることは無いので大半の人は無関係だと思います。
でも最初はアドセンスからのメールを見ただけで心配になったからさ~( ;∀;)
ちょっとでも同じように感じた人がいたら、安心してもらえると嬉しいです。
EU諸国どころか、海外に行けるのはきっと行けるのはまだまだ先になりそうですが、
個人情報の保護は今後EUに限らず日本はもちろん、全世界で広がっていくので
これを機に私もどこから見られても大丈夫な
メディア・コンテンツ作りに励みたいと思います!
早くリニューアルとリライトしなきゃ(*_*)
最後までご覧頂きありがとうございました。
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それではまた、Ciao! 😉
Minami
参考資料:グーグル、日本貿易機構-ジェトロ、日立ソリューションズ