海外の長期滞在の資金はどうやって持って行けばいい?
ハロハロ、名香南美です。🙂
長期で海外に行く時に困るのがお金の持って行き方。
あなたはどのように持っていこうとしていますか?
短期間であればクレジットカードで事足りるかもしれませんが、
長期になるとやっぱりある程度まとまったお金は必要。
SO, トッテモヒツヨウデスネ~!!!
(ギミMONEYお願いします。)
ワーホリの前に語学学校に通ったり、
仕事の前にちょっとその国で遊んじゃおっかな~( *´艸`)とか、
ゆっくり滞在しちゃおう(*´з`)期間を設ける場合、
最初に必要な生活費を持っていかなくてはなりません。
(個人的には年齢のギリホリはよくとも、お金のギリホリは辞めた方がいいと思ってるYO)
実際に私はカナダで最初の約半年間は日本で貯めたお金だけで生活したので
どのようにお金を持って行くのが安全か、かなり考慮しました。
- 約半年間の語学学校生活
- カナダ・バンクーバーでの合計100万円の海外送金
- 帰国時約80万円の現金持ち込み
今回はそんな私の経験を踏まえて銀行口座を使用する方法と
トラベルプリペイドを使用した2つの方法の海外送金方法をお伝えします。
これから海外での生活や、ワーホリを考えている人はもちろん
お子さんが留学などに行く予定で、生活費の送金方法を考えている親御さんにも
参考になれば嬉しいです!
用途に合わせて送金方法を決めよう
私の場合は銀行口座からの海外送金をしましたが
留学で生活費を毎月送ったり、定期的に海外に行く予定がある人は
トラベルプリペイドが良いと思います。
(トラベルプリペイドって何? ってあなたも安心を。この後説明します。)
どちらがいい悪いという訳ではなく、あなたの条件に合わせて選択する方が賢いので
それぞれのメリットとデメリットと私が銀行口座を使った理由を紹介します。
銀行口座での海外送金をオススメする理由
その時の外貨レートにもよりますが、50~100万円、
もしくは100万円以上の金額を動かす場合は
銀行口座を使っての海外送金をオススメします。
なぜなら、早い、安全、確実だからです。
銀行を通すと手数料が高いイメージがありますが
動かす金額が大きくなればなるほど安くなるので
50万円以上になればそこまで手数料が高いこともないと思います。
色々な送金方法がありますが
金額によっては現金で持って行くのも危険になったりするし
送金の回数が少ないならわざわざトラベルプリペイドカードを作るのも面倒。
そもそもワーホリを予定している場合は、給料振り込みのため
必ず現地銀行の口座開設が必要になります。
あるもので海外送金ができる方が手間も省けるし
日本から海外現地に送金してもらう分には楽です。
(ただし日本側で送金手続きをしてくれる親族はちょっと面倒かも(*_*)笑)
国によって違いはあると思いますが、カナダの場合は学生ビザでも週20時間以内であれば
仕事が可能なため、給料振り込みのため銀行口座を作ることができます。
(ただし半年以上の学生ビザの期限か、その後もワーホリビザに切替えるなど、滞在できる証明書が必要)
という訳で、ここからは銀行口座を使用した海外送金の
メリットとデメリットを紹介します。
海外送金のメリット
ここでの海外送金は日本のメガバンク対現地のメガバンクでの取引を想定しています。
メリットは大きく4点。
海外送金のメリット
- 一度に大きな金額を動かせる
- トラベルプリペイドと比べて手間が少ない
- メガバンクを使用することで比較的早く送金される
(国にもよりますがカナダは5営業日以内で確認できました) - 現地通貨でも50万円以上なら手数料を差し引いても
トラベルプリペイドよりお得に送金できることが多い
実際に私はカナダで口座を作り、送金してもらいましたが
1週間以内には現地通貨で振込が完了していました!
取引銀行間にもよりますが、基本的には送金金額が大きいほど
銀行に引かれる手数料が少ないので、持って行く金額が大きい人ほど海外送金がオススメ。
また、トラベルプリペイドと違って一度にレートを充てるので良くも悪くも、
何度もレートに悩まされずに済みます。
面倒くさがりな人ほど海外送金の方が手間が無くて楽!
海外送金するためには現地口座の開設が必須です。
ですが、長期の海外留学やワーホリの人は給料振り込みがあるため、
そもそも口座を作る必要があります。
どうせなら、絶対にやらなくてはいけないことのついでに
お金が動かせる方が楽じゃない?
トラベルプリペイドを申し込まなくても、
安全かつ確実にお金を動かせる術が手に入っちゃうなんて本当に素敵!
しかも銀行のキャッシュカードにはデビット機能がついているので、
口座開設さえしてしまえば現地で普通にカード生活が送れます。
(バンクーバーは本当にカード社会なので必須です。)
この点も考えても銀行口座を持つメリットはあるので
長期滞在で働く予定のある人は
到着したら真っ先に口座を作っておくことをオススメ~~~!
海外送金のデメリット
こちらもメガバンク対メガバンクを想定しています。
海外送金のデメリットは大きく3つ。
海外送金のデメリット
- 現地で銀行口座を開設してからしか送金できない
- セキュリティ上、親族からしか送金してもらえない
- 銀行の規模、書類不備などがあると送金までに時間がかかる
海外送金には予約サービスもあり、日本から手配することもできるのですが
それをするにもまずは送金する海外の口座がないと始まりません。
よって、送金は日本から誰かにやってもらわないといけないのですが、
UFJは親族のみが可能でした。(おそらく個人名義の口座のため)
私は母にやってもらいましたが、
母親曰く、送金書類自体は難しくなく
「言われたとおりに書いたから比較的簡単だった」そうです(^^♪
トラベルプリペイドカードってなに?
さてここまで度々登場している”トラベルプリペイドカード”。
何のことか知っていますか?
”トラベルプリペイドカード”とは
事前にお金をチャージして繰り返し海外で使えるカードのこと。
イメージとしては交通カードに似ていて、チャージした金額のみが使用でき、
チャージ金額が無くなれば再度チャージして繰り返し使うカードです。
交通カードと違う点は、チャージ(日本円のみ)した金額から、
トラベルプリペイドカード内で各国の通貨に換金するということ。
チャージから換金する、ワンクッションを挟むことで使用できるようになります。
また現地通貨に換金されたカード内のお金はATMで現地通貨を引き出す事ができます。
色々なところからプリペイドカードが出ていて、
それぞれ換金手数料が安かったり無料になるもの、
ATM使用が無料といったものなどなど、
カードの数だけ本当に様々な使い方ができるのが特徴です。
トラベルプリペイドのメリット・デメリット
トラベルプリペイドはカード会社によって特典が異なりますが、
そもそも使用するにあたってのメリットとデメリットを紹介します。
ただし先に言っておくと…
私が渡航する際に散々調べた結果、
「頻繁に海外に行く」「現地口座を持てない」場合以外は、
よっぽど管理が出来る人でないとあまりメリットはないと思っています…
特に面倒くさがりな人にはオススメできないです( ;∀;)
カード会社さんごめんなさい!
メリット
- 口座開設をする必要性もないけど、日本から全額現金で持って行きたくない
- 現地銀行口座がなくても現金をATMから引き出せる
- 必要な金額のみチャージできるので無駄使いがない
- 帰国後も余った外貨を外貨預金としておくことができ、両替も不要
滞在期間の資金を全額現金で持って行くのはやはり危険です。
全額現金の場合は、残っているお金の保管場所も確保しなくてはなりません。
そういった不安を解消できるのが「トラベルプリペイド」の最大のメリット。
現地口座を作る必要もなく、カードにチャージした日本円の金額のみが使用可能なため、
限度額をコントロールすることができます。
これは特に親御さんがお子さんに対して使用させるのがオススメ!
デメリット
- プリペイドなのでチャージ(日本円)しないと換金もできず、使用できない
- チャージ金額以上のお金は使用できない
- 手数料がかかるタイミングが多い
- プリペイド式のため、使い切らないといつまでも残高に外貨が残る
各カード会社ごとに専用のサイトかアプリがあるので、
そこから手軽にお金の管理ができ、いつでも換金できる反面、
それにしたって手間と手数料がかかるタイミングが多いというのが私の最終判断でした。
カード会社によって異なると思いますが、基本的には銀行振替でチャージします。
もしチャージした日本円が無くなった場合、
日本の銀行口座から日本円をトラベルカードに移し
トラベルカードから各国のお金に換金します。
もちろん振込手数料もかかるし、現地通貨に換金する手数料もかかります。
となると、必要分最初からチャージするなら
「海外送金で1回の作業を済ませる方が早いのでは???」
現地口座も開設するなら普通に生活できるようになるし、
同じ大金ならカードでお金を持って行くより、口座があれば送金の方が確実じゃない???
という所に着地して、私は海外送金しました。
トラベルプリペイドが向かない人
トラベルプリペイドの分かりやすい例えが、交通カードだと思います。
日ごろ電車やバスに乗らない人は交通カードを持つよりも
切符を都度買う方が多いと思います。
もしくは交通カードを持っていても頻繁には使用しないため、
せっかくチャージしていてもずっと置いたままになっているかもしれません。
トラベルプリペイドも一緒で、頻繁に海外に行く人じゃないと
せっかくカードを作っても、後から使用するタイミングが少なくなってしまいます。
特に私のような海外旅行に行ったら、
現地のお金は現地で使い切って終わりたいタイプの人!
目の前にお金があれば、チップで払ったり換金して空港を後にすることもしますが、
カードでお金の形が見えないとアプリで管理するなんて到底無理です!笑
頻繁に海外に行かない限りそのアプリも使用しないので忘れちゃうし
その間にお金が消えている可能性もあります。
(カード会社によりますが最終利用から3~5年くらいしか持たないようです)
なので、現地口座を作る予定上があって
海外に行く頻度が低ければ海外送金、あとはクレジットカードと現金で十分です。
まとめ:現地口座の有無でお金の持って行き方は変わる
- ワーホリや長期滞在で現地銀行口座を作る
- 大きな金額をまとめて持って行きたい
- 現地生活の中で頻繁にレート確認が出来るか不安
- 帰国後の外貨管理をしたくない、面倒で出来そうにない
- 現地銀行口座を持てない・作らない
- 頻繁に海外に行く
- FXなどに興味があり、外貨預金に憧れがある
- 親御さんで、お子さんの海外でのお金の使用管理をしたい人
どの手段を使っても、結局は通貨を換金する手数料はどこかで引かれるので
予算に合わせて手数料がいくらかかるか見積もりしてみるのもいいと思います!
後は自分に合っている方法を選ぶこと。
「プリペイドは安全」と散々エージェントの人に言われましたが、
結局クレジットカードを持って行くのと同じ感覚だと思うので
私には海外送金の方が安心で確実だったなと思います。
今後海外によく行くかもしれない、
という人はこれを機にトラベルプリペイドを作ってみるのも良いと思います(^^♪
とはいえ私の経験とリサーチでは海外渡航が頻繁にない限り、
ワーホリや短期滞在の人は日本のクレジットカードと現金で大丈夫!
色々な意見があると思いますが、
私は交通カードと同じで使用頻度が低いならトラベルカードはあまり必要ないと思います。
何よりほカードと一緒にアプリも使用しないといけないのが面倒( ;∀;)
ただし、留学など収入がなく銀行口座を現地で持たない場合は
トラベルプリペイドの方が安全なので、
カードの種類を調べて自分に合ったカードを準備しましょう!
ちなみに、私が海外に現金を持って行く時は
ヨガパンツの携帯を入れるポケットに入れています。
チャック付きだし、肌身離さず持てるにも関わらず、機内でも楽に過ごせます〜。
オシャレなウェアなら現地についてもそのまま目的地まで移動しています。
日本だとヨガパンツのまま歩けないけど、海外は違和感なく歩ける。笑
以上が海外へのお金の持って行き方でした。
少額なら日本円で持って行っても良いと思いますが
もし高額なら、ぜひ銀行送金かトラベルプリペイドか、検討してみて下さいね!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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それではまた、Ciao! 😉
Minami

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